1980年代後半に大人気を呼んだSF美少女ものOVA「ガルフォース」シリーズの地球編・第一弾。 遠い未来。まだ世界が東西両陣営に分断されたままの地球では、全人類が謎の地球外テクノロジー軍団「MME(Man Made Existence=人工生命体)」と熾烈な戦いを続けていた。一方で東西両陣営の軋轢は今も継続。そんな中、西側ゲリラの少女戦士サンディは、所属を超えた人類の結束を訴える。だがそんなサンディたちの周囲にも、MMEの尖兵たる偵察マシーンが迫り寄っていた……。 数万年規模の時の流れを間に挟む、前シリーズ「宇宙編」の設定を受けた後日談。「宇宙編」三部作の主要ヒロインたちもみな、未来への転生を思わせるスターシステムなどで登場する。以降の展開は「ガルフォース・地球章」へと受け継がれた。
それぞれ音楽用語が名前の由来となっている。各キャラクターの名前は変わっているが、それぞれのキャラクターが、宇宙章のキャラクターをある程度引き継いでいる形になっている。
M.M.Eとの戦いより200年、「ユーマン」による宣戦布告など多少の緊張はあるものの、人類はおおむね平和な生活を送っていた。全人類をつなぐネットワークが完成した次の日、「G.O.R.N」と表示されるプログラムによって都市は大混乱に陥る。そんな中、謎の人物「キャティ」によって集められた5人は都市の一部と化していた脱出用宇宙船に乗って都市を離れた。復活の機会をうかがっていたゴーンによって、ほぼすべての人類は抹殺された。宇宙船に乗っていた5名プラス救助された1名は、行き先も分からないまま進む宇宙船に困惑する。その宇宙船にもゴーンの追手がかかる。紆余曲折の末、目的地である木星に到着。そこで恒星間航行用宇宙船に乗り換え、新天地であるプレアデス星団へ出発した。